3月3日(月) まけた…

3月3日(月) まけた…

こんにちは。児童発達支援事業所あゆみん福山新涯の大林です。今日は、とにかく寒い…。送迎から帰ってきたスタッフはみんな「さむ~い」と震えながら帰所してきます。寒暖差から体調を崩さないよう、気をつけましょう。

それでは、3月3日(月)あゆみん福山新涯の様子をお伝えします。

今日のみんなで遊ぼうは『新聞ジャンケン』。“ジャンケンをして、負けたら新聞紙を一回折る”“勝った時、あいこの時は折らなくていい”という二つのお約束をし、ゲーム開始!

ジャンケンのルールが分かっているかな??様子を見てみると。。。

みんなよくわかっているね!バッチリです!

ジャンケンに勝った子は、大喜び!あいこの子はニッコリ笑顔。負けた子は…。ショックのあまり「負けた~~!!!」とその場に倒れ込んでしまいました。そして、涙が出たり、その場から離れたり。

でもね、これは『勝ちたい』気持ちがいっぱいだから。だから悔しいんです。ゲームを本当に楽しんでいるからこその姿だと思います。

涙が出ていると可哀そうになりますが、『悔しい』『悲しい』というマイナスな感情を感じる大切な場と考えています。しっかり自分の感情を感じとっている子どもたちにそっと寄り添い、気持ちを受け止めつつ見守っていきました。そうすることで次第に気持ちが落ち着き、私たちにどうして涙が出たか教えてくれました。そんな気持ちが落ち着いた時、どうすればよかったか一緒に考えていきたいと思っています。

この日は、みんなで遊ぼうの時間は終わってしまい、その後参加できなかった子も数名いましたが、『ゲームをしたい!』気持ちがいっぱいのあゆみんのこどもたち。好きな遊びの時間に「もう一回しようよ!」と誘うと、大喜びで参加してくれました。「今度は負けても泣かないよ!」の言葉通り、ニッコニコで楽しむ子どもたちの表情を見て、一つ乗り越えた子どもの心の強さに感動した活動でした。(文章のお子さまと写真のお子さまは異なります)

笑顔だけでなく、ちょっぴり涙が出る日もあるよね。でも、とっても大切な経験をした3月3日(月)のあゆみん福山新涯の子どもたちでした。